あとあと

経営ってどうやるの?

研修・セミナーと怒り

セミナー・研修に参加している経営者のことを、私は見下している。 経営者なのに、自分で物事を考えず、生み出さず、他人の成功事例を聞きに来ている人だ。そう思って見下している。 そう言いながら、私も参加出席している。

なぜ見下しているかというと、私はまだ経営者ではないからである。 私は経営者になった暁には、自分の職場で様々な改善を実施したい。 どういう改善は有効で、どういう改善はあまり有効でなかったか、検証していきたい。 自分で経営のハンドルを握っていたいと思っている。 はやく経営者になりたい。 そう思っている。

だから、研修やセミナーで話される成功事例をふんふん、いいねえなどと聞いているだけの経営者らを見下している。 (そういう経営者ばかりではないと考えようとしてはいるのだが)

どうせ持ち帰っておんなじことやってみようとして職員から反発食らって諦めるんだろう? 成功事例というのは、それぞれの発表者が自分の職場の課題を抽出して、一つずつ解決に向けて動いたという話なんだよ。 だから結果的な方法だけ真似したところで有効とは限らないんだよ。 研修やセミナーに来てる場合じゃないだろ。 きちんと自分の職場の職員を観察しろ、課題を見つけ出せ、向き合え。

そういう思いで参加している。 一体、何様のつもりなのだ私は。